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2022年3月期第2四半期業績

住友理工、一般産業用品は増収増益

工業用品 2021-11-02

 住友理工の2022年3月期第2四半期(2021年4~9月)業績(IFRS)は、売上高が2,083億7,100万円で前年同期比24.6%増、事業利益が1億200万円(前年同期は75億4,200万円の損失)、純損失が34億8,000万円(同126億5,200万円の損失)だった。

 セグメント別では、自動車用品の売上高が1,793億円で同25.3%増、事業損失が21億円(同77億円の損失)。一般産業用品の売上高が291億円で同20.3%増、事業利益が22億円(同1億円の利益)となった。

 所在地別では、売上高は日本、米州、アジア、欧州その他が前年同期比20%以上の増加。一方、事業利益はアジアが同48.6%増となった以外は、全地域で損失となった。

 通期業績予想を修正
 同社は2022年3月期通期業績予想の修正を発表した。上半期の売上高は、自動車メーカーの生産調整の影響で前回予想を下回った。下半期は、自動車メーカーによる生産調整の継続が想定されるものの、挽回生産や為替換算の影響で増収を見込む。一方、利益は生産調整の影響や、各地域での鋼材などの原材料価格高騰が継続するなか、高騰分の販売価格への転嫁が後追いになることで前回予想を下回る見通し。

 ■2022年3月期通期業績予想
 ◇売上高=4,550億円(前回予想4,450億円、増減率2.2%増)◇事業利益=60億円(同135億円、55.6%減)◇純損失=43億円(同35億円の利益)

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