睡眠状態や”質”なども測定
住友理工、バイタルデータのクラウド共有サービスを共同開発
工業用品 2021-10-21
住友理工は、スマートラバー(SR)を用いた「SRセンサ」から取得したバイタルデータ(体動データに基づく、心拍や呼吸データ)をクラウドサーバー上で共有するサービス「モニライフ・プラットフォーム」のβ版を公開した。この公開に合わせ、幕張メッセ(千葉市美浜区)で10月27日から開催される「第4回 5G/IoT通信展」にGENECH DATA SOLUTIONS(京都市中京区、美馬芳彦代表取締役)と共同出展する。
今回同社が共同開発したクラウドサービス「モニライフ・プラットフォーム」(β版)は、SRセンサで取得したバイタルデータをクラウドサーバーに上げ、解析結果のダウンロードや、Web API連携※が可能となっている。立命館大学理工学部・岡田志麻准教授との共同研究により、従来の心拍、呼吸データの取得(推定)に加えて、独自のアルゴリズムで「睡眠の質」や睡眠状態も測定することができる。
覚醒状態からノンレム睡眠へのステージ遷移のほか、入眠潜時(覚醒状態から眠りに入るまでの所要時間)、睡眠効率(就床時間に対する睡眠時間の割合)なども表示可能。アルゴリズムについては、機械学習などにより睡眠の状態推定の精度を上げるとともに、ストレスなどさまざまな状態を推定できるようにバージョンアップしていく計画。
Web APIによるオープンイノベーションで、日々の睡眠状態や健康状態を「見える化」することや、遠隔医療・介護見守りへの展開も可能となっている。
展示会では、体動センサを展示し、実際に測定することでモニライフ・プラットフォームの解析結果を見ることができる。展示会情報はhttps://www.5g-expo.jp/ja-jp.htmlから。
なお、モニライフ・プラットフォーム公開に合わせ、SRセンサを応用した同社の「体動センサ」および自動車走行中の体動情報を推定できる「ドライバーモニタリングシステムのリニューアルおよび名称変更を進めている。「体動センサ」は改良・価格を見直したうえで、「モニライフ・ウェルネス」として、2022年1月に発売予定。「ドライバーモニタリングシステム」も「モニライフ・モビリティ」と名称変更する。
※公開中のAPI(Application Programming Interface)を自社サービスに組み入れ、外部ソフトウェアの一部機能を共有する。
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