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2022年3月期第1四半期業績

タイガースポリマー、日本は増収増益

工業用品 2021-08-10

 タイガースポリマーの2022年3月期第1四半期(2021年4~6月)業績は売上高が92億2,000万円で前年同期比4.4%増、営業利益が2億2,700万円で同41.8%増、経常利益が2億8,800万円で同36.6%増、純利益が2,800万円で同53.0%減だった。

 日本は売上高が50億5,300万円で同2.7%増、営業利益が2億3,100万円で同139.8%増。自動車部品の販売は減少したが、産業用ホース、家電用ホース、ゴムシートの販売が増加した。

 米州は売上高が30億1,600万円で同2.2%減、営業損失が1億3,500万円(前年同期は1,200万円の損失)。自動車部品は販売が減少したことに加えて労務費が増加し、減収減益となった。産業用ホースは販売が増加したことにより、増収増益。メキシコは、自動車部品の販売が減少したことに加え諸経費が増加したことで、減収減益となった。

 東南アジアは売上高が7億1,100万円で同2.0%減、営業利益が5,600万円で同6.7%減。タイは、自動車部品の米州向け販売が増加したが、国内販売が減少し減収減益となった。マレーシアは、家電用ホースの販売は減少したが、円安による為替換算上の影響があり増収増益。

 中国は売上高が13億2,100万円で同66.1%増、営業利益が6,300万円(同100万円の損失)。杭州では、自動車部品、家電用ホースともに販売が増加し、増収増益。広州でも、自動車部品の販売増加や利益率の改善により、増収増益となった。

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