2021年3月期業績
アキレス、ゴムボートなど引布商品が好調
工業用品 2021-05-11
アキレスが5月11日発表した2021年3月期業績は、売上高が736億1,700万円で前期比8.2%減、営業利益が15億6,900万円で同2.0%減、経常利益が20億8,000万円で同1.6%増、純利益が32億1,500万円で同69.7%増だった。
シューズ事業は売上高が104億1,200万円で同12.7%減、営業損失が11億4,200万円(前期は8億4,700万円の損失)。新素材アクロフォーム搭載のスポーツシューズ「ハイパージャンパー」が話題となったほか、ランニングブランド「ブルックス」も好調だったが、新型コロナウイルスによる外出自粛や商業施設の臨時休業、営業時間短縮の影響で減収減益となった。
プラスチック事業は売上高が344億2,800万円で同9.1%減、営業利益が30億600万円で同4.0%増。車輌内装用資材は自動車産業の復調で回復基調だったが、新型コロナによる自動車メーカーの生産停止や減産、後半の半導体不足で国内外ともに大きく減収。建装資材も市況悪化の影響で減収となった。一方、フイルムは北米で医療用、欧州・豪州で窓用フイルムが伸びたほか、国内では飛沫感染対策防炎フイルムなどが好調で増収。引布商品も感染症対策の陰圧エアーテントや米国向けゴムボートが好調で増収となった。
産業資材事業は売上高が287億7,600万円で同5.4%減、営業利益が20億5,900万円で同0.7%減。ウレタンは主力の寝具・車輌・雑貨が新型コロナの影響で減収。断熱資材はボード製品の戸建住宅向けは前期並みだったが、その他の建築分野は減収で全体では減収となった。一方、工業資材は海外向けは半導体分野向け搬送用部材の販売が拡大するとともに、国内は医療機器向けRIM成形品が好調で増収となった。
2022年3月期通期業績予想は、売上高が770億円、営業利益が16億円、経常利益が21億円、純利益が13億円を計画。数字は原材料価格の上昇や供給不安、販売先の生産調整リスクを考慮している。今期首から適用している「収益認識に関する会計基準」等に基づき算出しており、前期実績値に対する増減率は記載していない。
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