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2021年3月期第2四半期業績

バルカー、シール製品事業は減収増益

工業用品 2020-10-30

 バルカーの2021年3月期第2四半期(2020年4~9月)業績は、売上高が216億3,000万円で前年同期比13.2%減、営業利益が16億8,500万円で同33.8%減、経常利益が17億6,200万円で同30.3%減、純利益が18億300万円で同0.7%減だった。

 セグメント別のうち、シール製品事業は売上高が153億9,800万円で同5.6%減、営業利益が20億9,500万円で同11.0%増。先端産業向けの業績が回復したものの、機器市場や海外のプラント市場向けの販売は減少した。

 機能樹脂製品事業は売上高が49億3,600万円で同28.1%減、営業損失が3億3,900万円(前年同期は4億900万円の利益)。主要市場からの需要が減少したことに加え、一部顧客への製品納入時期が延期されたことで減収減益となった。

 シリコンウエハーリサイクル事業他は売上高が12億9,500万円で同25.3%減、営業損失が6,900万円(同2億4,800万円の利益)。主力事業の受託量減少で減収減益となった。

 通期業績予想を公表
 同社は新型コロナウイルスの影響で未定としていた2021年3月期通期業績予想を公表した。

 ■2021年3月期通期業績予想
 ◇売上高=443億円(前期比8.1%減)◇営業利益=30億円(同28.8%減)◇経常利益=31億円(同27.2%減)◇純利益=27億円(同7.5%減)

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