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2021年3月期第2四半期業績

住友理工、自動車部品は大幅減収減益

工業用品 2020-10-30

 住友理工の2021年3月期第2四半期(2020年4~9月)業績(IFRS)は、売上高が1,672億2,700万円で前年同期比27.1%減、事業損失が75億4,200万円(前年同期は52億2,800万円の利益)、純損失が126億5,200万円(同2億9,600万円の損失)だった。

 セグメント別のうち、自動車用品は売上高が1,431億円で同28.6%減、事業損失が77億円(同45億円の利益)。

 売上高については、日本は前期に消費税増税前の駆け込み需要あったことや、今期に新型コロナウイルス感染症拡大の影響から生産台数が減少し、消費意欲も冷え込んだため減収。米州および欧州は積極的な経済活動支援策などにより、当初想定していた生産台数よりも回復が見られたものの、生産台数の減少により減収。中国は日系メーカーを中心に自動車販売台数が増加したため増収。タイは特に輸出向けの生産台数が減少し減収となった。

 事業利益については、中国を除く地域は減収により減益。タイは上期で黒字化。中国は増収や収益改善活動の効果により増益となった。

 一般産業用品は売上高が242億円で同16.5%減、事業利益が1億円で同83.6%減。

 売上高については、プリンターおよび複写機向け機能部品は労働環境の多様化などにより、オフィス向けプリンター、複写機などの出荷台数が減少し減収。高圧ホースは特に中国での景気刺激策による公共事業の増加により、建機の生産台数が増加し増収となった。

 事業利益については、プリンターおよび複写機向け機能部品は、売上減少により減益。高圧ホースは中国での増収により増益となった。

 通期業績予想を上方修正
 同社は2021年3月期通期業績予想の上方修正を発表した。それによると、いち早くコロナ禍を脱した中国をはじめ、各国の経済活動再開により自動車生産台数のさらなる回復が予想されるため、売上高、利益とも予想を上回るとしている。

 ■2021年3月期通期業績予想
 ◇売上高=3,750億円(前回予想3,600億円、増減率4.2%増)◇事業損失=20億円(同72億円の損失)◇純損失=125億円(同151億円の損失)

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