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【新年インタビュー】鬼怒川ゴム工業関山定男社長

企業価値の向上めざしモノ造り力を強化する

工業用品 2017-01-17


 VGホールディングス第1号の子会社となり新たなスタート切った鬼怒川ゴム工業。新たな気持ちで「企業価値の向上に向けて、顧客満足度の向上や事業の成長を目指しさまざまな施策に取り組んできた」と語る関山定男社長。今年は2022年を見据えた中期経営計画をスタートさせる。飛躍に向けてモノ造り力をさらに強化していく。

 ■2016年を振り返り
 10月26日に株主総会を行い、11月1日から新体制をスタートしました。新しい株主と一体となってシナジー効果を発揮しながら経営に当たりたいと思っています。これから中期経営計画を策定し、お客様にも、従業員にも喜んでもらえる会社にしていきたいと考えています。2017-19年を第1ステージ、2020-22年を第2ステージとする中期計画を想定しています。

 中計のポイントは、第1がモノ造り力です。新製品開発のスピードアップをはかり、さまざまな製品を開発していきます。第2が新製品の準備能力も含めた顧客提案力。そして各拠点が機能的に生産活動をしていくための管理、グローバルマネジメント管理の4つを着実に実行していくことです。

 ■通期(17年3月期)業績見通し
 売上高は為替の影響もあり、前期の801億8,800万円に比べ若干減収する見込みです。為替の影響を除くと、実質は増収といえます。営業利益は前期の87億9,200万円に比べ減益見込ですが、為替差損の影響を除けば増益です。営業利益率は11%の見込みです。経常利益(前期75億1,600万円)と当期純利益(同45億400万円)は、ほぼ前期並みの見通しです。

 第2四半期の状況を見ると、売上高は376億円、営業利益は39億円、経常利益は29億円、四半期純利益は18億円。前年同期に比べ売上高、経常利益、四半期純利益は減少しましたが、営業利益は増加しました。地域別では、日本とアジアは堅調でした。日本は車体シールと防振ゴム関連、ホース類の3製品ともほぼ前年並みでトータルでは若干の増収となりました。営業利益は10%増加しています。

 アジアは現地通貨ベースでは増収ですが、為替の影響で若干減収しています。アジアではインドネシアとタイは減収、中国は好調で増収しましたが、為替の影響で減収しました。アジア地域の減収要因は為替と商品構成です。

 米州はメキシコが売上高は伸びたが利益が減少。アメリカは工場従業員の入れ替えや新車立ち上げロスなどにより減収しました。米州は1-3月は好調でしたが、通期では若干のマイナス見込みです。

 今期の減収は為替の影響が大きかった。今後は為替ヘッジ対策をしっかりやらなければと思っています。

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