【新年インタビュー】金陽社中田惠二社長
「統括本部を設置しブランケット事業強化へ」
工業用品 2017-01-06

■安全・衛生対策に注力
製造面では、利益面だけでなく安全・衛生対策も強化していきます。2年ほど前に「安全統括部」を創設し、生産面では事故防止に取り組んできましたが、小さな事故はなくならず、目標としている無事故・無災害には至っていません。現在、外部が行う体験型研修に製造現場の社員を7-8人単位のグループで順番に参加させています。実際に起こり得る事故を全員が体験することで意識改革を促し、目標達成に繋げていきたい考えです。
■ブランケット事業を強化へ
海外売上高に占める割合の大きいブランケット事業の強化を進めています。昨年10月には、グローバル視点で同事業をどのように展開していくかを決定する「ブランケット事業統括本部」を設置しました。これまでバラバラだった工場、開発、営業、海外部門から人を集めて情報を共有、開発から販売までを通して問題の解消にあたります。同時にユーザーからの要望を開発、製造にフィードバックすることで、より良い製品をより早くユーザーに提供することを目指します。
■期待する製品
上期業績を牽引したUV印刷関連製品や製紙関連製品はもちろんですが、今後ということでは、今年4月に上市したフレキソ印刷用ゴムスリーブ版材「キンヨーフレックス エンドレススリーブ」に期待しています。同製品はスリーブ(筒)状であることが最大の特長で、それにより継ぎ目がなくなり、絵柄印刷にも対応できるほか、スリーブの着脱のみでジョブチェンジが簡単になるなど作業性の向上が見込めます。
フレキソ印刷の市場規模は未だ小さく、これからの業界ですが、反響も頂いておりますので、引き続き展示会で積極的に訴求することで業界を盛り上げていきたいと考えています。
■設備投資を実施
製紙用などの大型ロールを製造する竹原工場(広島県)や、ブランケットを製造する美野里工場(茨城県)は40年を過ぎており、比較的新しい岩間工場(同)や滋賀工場(滋賀県)でも機械によっては時代に合わないものが出てきました。
景況や業績などを鑑みると、厳しい状況ではありますが、先を見据えて必要な投資は行わなければならないと考えています。
また営業所では、昨年11月に札幌出張所を移転しました。市の中心から多少離れましたが敷地は大幅に拡大しており、敷地内に大型トラックを乗り入れての積荷の上げ下ろしが出来るようになりました。冬場に備えて雪が積もらない様にロードヒーティングシステムも導入しており、営業効率の大幅な向上を期待しています。
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