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CO2削減を進める

豊田合成、九州グループ会社が工場の電力を再エネ化

工業用品 2020-04-07

 豊田合成は4月6日、グループ会社である豊田合成九州(福岡県宮若市、宮本康司社長)が、CO2削減の一環として、工場で再生可能エネルギー由来の電力を導入したと発表した。

 同社グループは長期環境目標(TG2050環境チャレンジ)で、2050年までにCO2排出量を極小化することを目指しており、これまでも各工場で、太陽光や風力といったクリーンエネルギーを活用した発電設備のほか、省エネルギーな生産設備を導入するなど、CO2削減を進めている。

 今回、新たな取り組みとして、豊田合成九州の佐賀工場と本社工場の一部で、九州電力の再生可能エネルギー電源(水力、地熱)を活用した「再エネECOプラン」を導入。これにより豊田合成九州のCO2排出量を年間で約3,600トン削減するとともに、電気料金の一部を水力や地熱発電の充実に活用することで、環境にやさしいクリーンエネルギーの普及に寄与する。

 ■電力の再エネ化の概要
 ◇契約会社=九州電力◇契約プラン名=再エネECOプラン◇購入電力量=年間1,053万kWh◇発電方法=水力発電、地熱発電◇導入工場=豊田合成九州佐賀工場、福岡工場[一部]◇CO2削減量=約3,600トン(年間)

 ■豊田合成九州の概要
 ◇設立=2018年11月◇本社所在地=福岡県宮若市倉久2223-1◇資本金=35億円◇生産拠点=福岡工場(本社)、北九州工場、佐賀工場◇従業員数=635人(2020年3月末時点)

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