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2020年3月期第3四半期業績

朝日ラバー、医療・衛生用ゴム事業が2ケタ増益

工業用品 2020-02-12

 朝日ラバーが2月12日に発表した2020年3月期第3四半期(4~12月)業績は、売上高が55億8,800万円で前年同期比7.3%減、営業利益が2億4,200万円で同48.6%減、経常利益が2億6,200万円で同46.1%減、純利益が1億6,300万円で同49.2%減となった。

 セグメント別でみると、工業用ゴム事業は売上高が46億7,500万円で同8.3%減、営業利益が3億3,800万円で同42.3%減。自動車内装照明用のASA COLOR LEDの受注が増加したものの、自動車用精密ゴム製品でスイッチの防水カバーなどの受注が減少した。また、認証・認識ビジネスに対応するRFIDタグ用ゴム製品の受注は顧客の販売状況および新旧製品の入替に伴う現行品の在庫調整などの影響が続いており減少となった。

 医療・衛生用ゴム事業は売上高が9億1,300万円で同1.6%減、営業利益は1億3,500万円で同10.1%増。旧機種から新機種に移行した採血用・薬液混注用ゴム栓の受注が堅調に推移。また、新規案件のゴム栓についても堅調に推移した。

 2020年3月期通期業績予想は、売上高が74億8,500万円で前期比2.9%減、営業利益が3億5,100万円で同27.5%減、経常利益が3億5,600万円で同30.0%減、純利益が2億2,700万円で同35.6%減を見込んでいる。

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