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19年3月期第3四半期業績

ポバール興業、総合接着・樹脂加工は増収増益

工業用品 2019-02-14

 ポバール興業が2月13日に発表した19年3月期第3四半期(18年4-12月)業績は、売上高が26億7,200万円で前年同期比23.5%増、営業利益が3億2,900万円で同113.6%増、経常利益が3億4,300万円で同102.3%増、純利益が2億3,900万円で同41.8%増となった。

 セグメント別にみると、総合接着・樹脂加工は売上高が20億4,300万円で同8.1%増、営業利益が2億5,000万円で同8.8%増。鉄鋼・食品業界向けベルトの販売が堅調に推移したほか、ウレタンタイミングベルト、ディスプレイガラス向け部材の販売が堅調に推移した。

 特殊設計機械は売上高が6億2,800万円で同128.9%増、営業利益が1億2,500万円(前年同期は400万円の損失)。食品向け機械の販売が堅調に推移した。

 通期業績予想を上方修正
 また同社は同日、19年3月期通期業績予想の上方修正を発表した。それによると、ウレタンタイミングベルト、ディスプレイガラス向け部材の販売が堅調に推移したほか、特殊設計機械事業において食品向けの機械販売が当初予想を上回る見込みとなったため、売上高、営業利益、経常利益、純利益が当初予想を上回るとしている。また、期末配当予想も前期末配当から10円増配の50円に修正した。

 ■19年3月期通期業績予想
 ◇売上高=33億5,400万円(前回予想33億200万円、増減率1.6%増)◇営業利益=3億5,500万円(同3億1,100万円、同14.1%増)◇経常利益=3億7,500万円(同3億2,500万円、同15.3%増)◇純利益=2億6,200万円(同2億2,800万円、同14.6%増)

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