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18年12月期第3四半期業績

ニチリン、日本は増収減益

工業用品 2018-11-12

 ニチリンが11月9日に発表した18年12月期第3四半期(1-9月)業績は、売上高が462億300万円で前年同期比6.3%増、営業利益が62億8,800万円で同1.2%減、経常利益が64億3,300万円で同0.0%減、純利益が35億6,000万円で同3.6%減となった。

 事業別にみると、日本は売上高が239億7,400万円で同3.0%増、営業利益が16億5,900万円で同3.8%減。顧客向け国内販売が堅調に推移したことに加え、海外需要も中国、アジア向けが堅調に推移。また、17年10月から新商品のIHX(内部熱交換器)の量産が開始されたことで増収となった。

 北米は売上高が89億8,800万円で同5.1%減、営業利益が3億8,800万円で同37.7%減。北米市場では日系企業が得意としてきたセダン車の需要が減少し小型トラック・SUV車の需要が増加する傾向が強まっている。また、北米子会社では5月から新商品のIHXの量産が開始された一方で、主力製品だったパワステ用ホースの需要が減少したことで減収減益となった。

 中国は売上高が88億4,600万円で同10.8%増、営業利益が13億8,100万円で同2.7%増。SUV車が好調に推移していること、カーエアコン用ホースが内外需とも拡大傾向にあることから増収増益となった。

 アジアは売上高が114億4,600万円で同10.3%増、営業利益が27億3,500万円で同1.9%増。ABS化による二輪用ブレーキホースの販売増加に加え、新しく投入したフューエルホースの販売が堅調に推移したことで増収増益となった。

 欧州は売上高が44億9,000万円で同0.9%増、営業利益が2,500万円で同76.2%減。新規受注品に係る先行費用などにより増収減益となった。

 通期業績予想を修正
 また同社は同日、18年12月期通期業績予想の修正を発表した。それによると通期業績は第3四半期の傾向が継続するとの見通しから売上高は前回予想を上回るとしている。また、利益についてはニチリンベトナムの増産に伴う新工場建設および跡地活用計画に則り、旧工場建屋などの減損3億円を計上するため、純利益を下方修正するとしている。

 ■18年12月期通期業績予想
 ◇売上高=625億円(前回予想595億円、増減率5.0%増)◇営業利益=86億円(同85億円、同1.2%増)◇経常利益=88億円(同85億円、同3.5%増)◇純利益=48億円(同50億円、同4.0%減)

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