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19年3月期第2四半期業績

NOK、スマホ向け需要の不振で減収減益

工業用品 2018-11-12

 NOKが11月9日に発表した19年3月期第2四半期(4-9月)業績は、売上高が3,420億2,900万円で前年同期比4.3%減、営業利益が140億4,000万円で同30.1%減、経常利益が180億3,600万円で同32.2%減、純利益が96億5,000万円で同40.6%減となった。「電子部品事業において、高機能スマートフォン向けの需要が減少したことが影響し、減収減益の決算となった」(土居清志社長)。

 事業別にみると、シール事業は売上高が1,718億7,300万円で同4.8%増、営業利益が183億6,300万円で同4.0%減。自動車向けは国内での軽自動車の需要回復が継続したことに加え、東南アジアでの需要が好調に推移したことにより増収。一般産業機械向けは建設機械、工作機械、ロボット向けが好調に推移し増収となった。営業利益については人手不足に伴う人件費・経費の増加および開発費・償却費の増加と原材料費の高騰により減益となった。

 電子部品事業は売上高が1,542億8,300万円で同13.1%減、営業損失が50億8,800万円(前年同期は3億1,100万円の利益)。自動車向けの需要が好調に推移したものの、高機能スマートフォン向け需要が減少したことにより、減収減益となった。

 ロール事業は売上高が103億9,800万円で同0.8%減、営業利益が5,200万円(同800万円の損失)。事務機向けの需要はほぼ横ばいに推移したが、為替の影響により販売は減少。一方、金融、繊維機械向けの需要は増加したが、全体での販売は減少した。

 特殊潤滑剤などのその他事業は売上高が54億7,400万円で同2.2%増、営業利益は7億800万円で同13.5%増となった。

 今期の設備投資額は766億円(上期実績344億円、下期見通し422億円)を計画している。「今期の設備投資額のうち、シール事業に475億円、電子部品事業に274億円を投資する。シール事業は今期で大型物件への投資がすべて終了するため、来期以降は通常に戻る予定」(同)という。

 通期業績予想を下方修正
 また同社は同日、19年3月期通期業績予想の修正を発表した。それによると、電子部品事業における高機能スマートフォン向けの販売減少などにより売上高、営業利益、経常利益、純利益が前回予想を下回るとしている。

 ■19年3月期通期業績予想
 ◇売上高=6,990億円(前回予想7,550億円、増減率7.4%減)◇営業利益=345億円(同490億円、同29.6%減)◇経常利益=410億円(同550億円、同25.5%減)◇純利益=237億円(同340億円、同30.3%減)

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