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ゴム系技術獲得し産業用部材料事業拡大へ

マクセルホールディングス、クレハエラストマーを子会社化

工業用品 2018-11-12

 マクセルホールディングスは10月30日、クレハエラストマーの筆頭株主である東洋紡との間で株式譲渡契約を締結、クレハエラストマーを子会社化した。株式取得額は約6億円。

 株式取得の目的は産業用部材料事業の拡大。クレハエラストマーの有するゴム系部材・押出成型技術を獲得することで防水機能用途ゴム系部材の拡販や高気密住宅用途ゴム系部材市場への参入を図るほか、配合、シート化技術の応用により電磁波抑制シートなどの機能性部材料分野への進出を図る。

 また、マクセルホールディングスの粘着加工技術との融合や原材料調達のスケールメリット、互いの商流へのクロスセールスなどシナジーを活かすことで、技術、コスト、販路面で相互強化し、事業拡大を進める。

 同社では4月に公表した中期経営計画で「自動車」「住生活・インフラ」「健康・理美容」の成長3分野市場における事業領域拡大と新規事業創出を成長戦略の柱に位置付けている。また同社グループでは、配合・分散・混合・混練といったコア技術を背景に、粘着テープや機能性部材料など、産業用部材料セグメントの主力製品の成長3分野市場における事業成長を目指している。

 クレハエラストマーは、同社にはないゴム系部材や厚手シートの押出成型技術など高い技術力と長年の事業経験があり、エレクトロニクス、自動車、建築・土木などの市場向けでは、高い実績を持っている。

 マクセルホールディングスでは株式取得により、今後、建築・建材、自動車や医療関連の市場向けの製品を拡充していく上で、競争力の強化につながると考えている。

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