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【特集】手袋

東和コーポレーション、「耐油トワロン」の生産ライン追加

工業用品 2016-10-14

耐油トワロンハード

耐油トワロンハード


 東和コーポレーションは家庭用、作業用、工業用と幅広い用途の高機能手袋を世界30カ国以上に向けて展開している。生産拠点は日本、中国、マレーシアに加え、15年にはバングラデシュ工場を稼働させ、世界4拠点体制を構築した。

 バングラデシュ工場の操業は順調だ。現在約140人の従業員が働き、背抜きタイプの手袋を製造している。今後は設備拡充を進め徐々に品目を増やしていく方針で、「いずれは他の3拠点で製造しているアイテム全てを製造できる拠点として、リスク分散を図っていく」(同社)としている。

 15年12月期業績は、売上高は前年比横ばい、利益は同微増となった。「当初は増収計画で販売も好調だったが、8―9月にかけて失速。その後もゆるやかな落ち込みが続き前年並みとなった」(同)。この傾向は足元(1―8月)も継続しており、今期業績は前年比数%減収を予測している。

 今後の商品展開については、ニトリルゴム素材のフルコート手袋「耐油トワロンハード」や耐切創手袋「カットレジスト」などに注力する。「耐油トワロンハード」は中国工場のみで製造しており、「人気商品ながら供給が追いついていない状況」(同)だったが、このほどバングラデシュ工場に新たに製造ラインを追加。これまでの約2倍の生産能力を整えたことで、対応しきれなかった旺盛な需要を取り込んでいく。

 また耐切創手袋については、「安全意識の高まりにより、自動車から食品関連まで幅広い需要が見込める市場」(同)として、関連商品を積極的に展開していく方針だ。

 開発面では農林水産省の「農業女子プロジェクト」に参画し、女性農業者のニーズを反映した商品開発を進めている。昨年には特殊繊維のインナー手袋をセットにした天然ゴム製ガーデニング手袋を上市しており、今年度中にも新商品を発表する予定。年末には作業用手袋の新商品も上市する計画で「来年、再来年は新商品を中心に拡販活動を実施していく」(同)。

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