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6月20-22日、東京ビッグサイトで

機械要素技術展が開催、ベルト・ホースメーカーなど出展

工業用品 2018-06-29

 ホースメーカーはそれぞれ自社の特色を生かした展示を行い訴求した。

東拓工業


 東拓工業は耐油性と耐摩耗性を両立させた、これまでにない画期的な製品「TACダクト耐摩耐油」を参考出品した。ゴムホースは耐摩耗性には優れるが、油には弱く膨潤してしまうのが難点だったが、新製品は耐油性を向上させながら、耐摩耗性を損なわず、静電気防止性能にも優れている。これまでにない製品として、用途開拓を進めていく。また金具の着脱が簡単で、ホース許容圧力まで安全に使用できる「しめTAC」も出品。各種のホースに対応できるよう品揃えを増やし販売が拡大しているという。

 トヨックスは、工場の改善テーマである省エネ、省施工、免震に対応した、ホース配管安心セットを提案。生産効率向上、技術者不足、BCPに強い工場に貢献できる製品群を展示し訴求した。

 八興はフェルール加締品PFAライニングをメインに展示。これはフェルール内面から接続部端面までをPFAでライニングすることにより、従来の金属製フェルールと比較して酸やアルカリに対する耐性を大幅に向上させている。

 司ゴム電材は量産材料で小ロットの試作品製作が可能な「OPM工法」をピーアールした。OPM工法は金型を起こさず、量産の成形材料と同じ材料を高精度切削加工し、納期・コストとも通常の約半分で提供できるというもので、3Dプリンターでは満足できないユーザーに適している。

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