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【特集】ゴム関連企業の海外進出<アセアン編>

丸五ゴム工業、タイ拠点に新工場を建設

工業用品 2018-05-09

 丸五ゴム工業は、自動車産業のグローバル生産体制に対応し、早くから世界を視野に入れた事業展開に取り組んできた。1988年にアメリカに進出したのを皮切りに、中国、アセアン、南アジアへとネットワークを拡大し、世界最適生産体制を整えている。

 アセアンではタイとインドネシアに生産拠点を構えている。タイの生産拠点「マルゴ ラバー(タイランド)」(丸五ゴム工業100%出資)は防振ゴム、ゴム成型品を製造し、日系カーメーカーを中心に供給している。タイ拠点では昨年11月に新工場の開所式を行い、現在量産移行を進めている。

 インドネシアの生産拠点「マルゴ ラバー インドネシア」(丸五ゴム工業90%、丸五10%の出資)は防振ゴム、ゴム成型品、成型ゴムホース、ラッピングホースを製造し、日系カーメーカーを中心に供給している。インドネシア工場は、「主要顧客の新工場が稼働したことで非常に忙しい」(藤木達夫社長)という。

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