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【トップインタビュー】

ブリヂストン化工品ジャパン社長永徳文彦氏、従来の単品商売から脱却し顧客視点のソリューションビジネスへ

工業用品 2018-04-16

 ■17年度の業積
 売上高、利益とも前期を上回った。売上高は前期比増収。商材別では、ベルトは国内は若干減収となったが、油圧ホース、樹脂配管(プッシュロック)、免震ゴムは増収となった。

 ベルトはプレミアム戦略を徹底し、難燃性ベルトなど高機能製品へ販売をシフトした。今後も付加価値製品へのシフトを継続していく。昨年打ち出した値上げについても、お客様からご理解をいただいている。

 油圧ホースはOEメーカーへの直需も一般産業向けも増加した。超耐摩耗ホースや高圧グラウト用ホースなど新製品の投入効果もあり増収となった。需要が旺盛で供給面では苦労したが、何とかお客様に迷惑をかけずに対応できたと思う。油圧ホースは世界的にまだ需要が拡大すると見込んでいるので、それに対応する体制を構築していく。

 プッシュロックは、非住宅分野への大口径商品の投入や高層住宅に対応したスマートサイホン(サイホン配管システム)などの新技術を提案し販売が大きく伸びている。サイホン配管システムは、画期的な技術として社外からも高く評価いただいており、当社としても今後の販売拡大に大いに期待している。免震ゴムも引き合いが多く順調だ。

 ■18年度の業積計画
 売上高は全体では前年並みを計画。商材別では、ベルトは前年並みと予想している。油圧ホースについては、昨年以上に需要が拡大すると見込んでおり、昨年の売上高を上回るだろう。プッシュロックも新技術の採用が拡大することで昨年を大きく上回ると予想している。

 ■今後の市場動向
 国内市場は伸長していくと思う。2020年まではインフラ整備や住宅建設なども伸びていく。当社としてもヒト・モノ・カネをかけて拡大していきたいと思っている。2020年までは、あまり悪い要素が見当たらない。ただし2020年以降は市場の不透明感が高まるため、それを前提にきちんと準備しておかなければならない。

 ■経営課題・経営方針
 商流をどうするかが課題だ。的確に市場を分析して、不足しているところにはモノを回し、足りているが脆弱な部分がある場合はそれを補うなど、お客様の要望や困りごとを的確に把握し、商品やサービスで解決できるような施策を、素早く展開していく方針だ。

 社内においては、市場分析のできる人材を育成し充実させていく。

 ■趣味
 ゴルフ、読書、音楽、それに星の鑑賞。読書は日本史などの歴史本。音楽はポピュラー。星を見るのが好きなので、家内を連れて山に行き、星を見るのを楽しみにしている。

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