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【特集】IOS認証とゴム産業

角一ゴム工業、品質管理の向上や業務効率化に寄与

工業用品 2018-02-27

畑中康平社長


 畑中康平社長と藤田裕二社長付QC担当に角一ゴム工業のISOの取り組みについて聞いた。

 CMBメーカーである同社では2002年にISO9001を、05年にISO14001の認証を取得した。顧客の外部監査に対応するためISO9001の認証が必要と判断し、取得準備を開始した。「当時の担当者が、親会社(旭化成)の取り組みなども参考に準備を進め、キックオフから取得まで2、3年位かかったと思う」(畑中社長)。「各部署の責任者から現場作業員へと順々に講習を行い、理解しやすいように説明し、ISOの手法を全社に浸透させていった」(藤田氏)

 同社では、ISO9001に関しては、顧客要求に迅速・適切に対応することで顧客満足を高めること、また業務の改善によりクレームや工程内不適合の発生を減らすことなどを方針としている。ISO14001に関しては、環境改善活動を継続的に推進することで環境リスクを低減することなどに取り組んでいる。

 ISO導入の効果については「顧客の外部監査の時に要望や指摘がよく理解でき、対応がスムーズになった。また審査機関の監査は改善点を認識する良い機会で、業務改善をはかるのに役立っている」(藤田氏)という。

 ISOの運用では月1回、品質環境管理の会議を行っている。各部署の担当者が集まり内部監査を行い、互いに改善点を指摘しあうことで、品質管理の向上や業務効率化に取り組んでいる。

 昨年8月1日付けでISO2015年版への移行も済ませている。同年版では新しい切り口として、経営者の意思の明確化やリスク管理の向上が打ち出されているため、畑中社長自身も藤田QC担当とともに、中心メンバーとして移行手続きに携わった。

 2015年度版への移行後は、年度の初めに社長が重点目標を示し、それを基に各部署が目標を設定し、システムの運用に取り組んでいる。

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