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TPR傘下となったノブカワ

ノブカワ野田明志社長「ビジネス内容や商品体系は従来通り」

工業用品 2018-02-14


 昨年12月13日付でピストンリング国内2位の東証1部上場企業TPRの100%子会社となったノブカワの野田明志社長は「第2の創業と捉えている。商品体系やビジネスモデルは全く変わりなく従来通りだ。今後はTPRの企業グループの一員としてシナジー効果を発揮し事業の拡大を目指す」と飛躍への意欲を見せる。

 ■事業形態について
 ノブカワの事業形態は従来通りでまったく変化はない。これまでのお客様との取引は継続、強化していく。

 当社はカーボンマスターバッチ(CMB)が7割、残りがスポンジゴムで近年、この構成比は変わっていない。今回の株の移動でCMBのお客様には一部ご心配をおかけしたかもしれないが、説明しご理解をいただいた。今回の統合は、当社としてはウエルカムだったと捉えている。

 今後の一番の課題は、グループの一員としてどうシナジー効果を発揮していくかだ。効果を最大化すべくスキームを構築していきたい。

 幸い、グループ企業にガスケットやシール材のゴム製品を製造しているTPRサンライトがある。当社が加わったことで、さらにグループとしてゴム材料分野でのビジネス拡充により、規模の拡大ならびに体質強化が図れよう。

 現状は統合に向けた実務に入ったところで財務や人事、総務といった管理部門の統一、融合に着手したところだ。

 ■製造設備
 これまでもメーカーとして生産設備、研究面の拡充は実施してきたが、今後も必要なことは積極的にやっていく。手持ちの資金で十分手当てが出来るだけの余力もある。TPRの経営方針に合わせスピードアップし、メンテや各種設備、体制の充実を図っていく考えだ。

 新しく投資することでグループ間での新製品や新技術の開発はもちろん、従来の当社にはなかった新事業をグループと一体になって創出していきたい。

 ■社内の反応
 当然、当初は困惑もあったと思う。しかしTPRの会長兼CEO自ら本社・工場に出向いていただき、直接社員にグループ化への思いを語っていただいたことで懸念はなくなった。

 統合でとくに期待できるのは海外戦略だ。TPRはグローバルに拠点を持っておりビジネスを創出している。当社もグループの一員として当然、海外にも活動の場は広げていく。大いに開拓していきたい。

 今回の統合を機に第2の創業として新たな気持ちでやっていこうという意欲が、全社で日に日に盛り上がっているのを感じている。

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