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【新年トップインタビュー】

東北ゴム社長大西正哉氏、「営業力と技術力強化し、収益力の拡大図る」

工業用品 2018-01-17


 「2017年は汎用品が堅調だったが、高付加価値の特長製品がやや伸び悩んだ」と語る東北ゴムの大西正哉社長。18年は営業力と技術力を強化することで、収益力の拡大や新製品の拡販につなげていく考えだ。

 ■2017年を振り返って
 全般的に汎用品が堅調に推移したことで売上高は確保できたものの、高付加価値の特長製品はやや伸び悩んだ。上期までの原材料価格の上昇や各種費用の増加などもあり、収益面では課題の残る年となった。

 ■製品別にみた足元の状況
 ゴムシートは汎用品が堅調に推移したが、17年度上期(4-9月)は複合材、帯電防止用「エレリーク」などの特長製品が伸び悩んだ。ただ、下期に入りまとまった案件が入ってきているので、通期では持ち直すとみている。

 ゴムホースも汎用品が好調で、品種によっては予算を超えるものもあった。また、特殊な大口案件も入り事業業績を下支えしている。一方で我々が伸ばしていきたいと考えている鉄鋼・港湾・土木向けについては伸び悩んだ。

 加工品は鉄塔工事土砂運搬用を始めとするフレキシブルコンテナーや鉄道用の融雪マットが好調で予算を上回った。特に融雪用マットは販売を開始した数年前から着実に販売数量が伸長し、17年は過去最高の販売数量を達成。両製品ともに今年も好調が続く見通し。

 ■ハンドレールの状況
 エスカレーター用ハンドレールは、16年に続いて保守・交換案件が活発で、17年上期まで好調が続いた。下期に入り若干ブレーキのかかった感があったが、人手不足による工事の遅れが主因であり、需要自体は旺盛と考えている。今後も東京五輪開催に向け、公共交通機関を中心に老朽化による交換需要などが出てくることを期待している。

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