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【新年トップインタビュー】

金陽社社長中田惠二氏、「海外市場の展開を強化 OAロールとブランケット拡販」

工業用品 2018-01-11


 「2017年度上期は増収増益を確保したが、中期3カ年計画に対してはやや低調だった」と語る金陽社の中田惠二社長。今年は海外に向けてOAロールとブランケットの拡販に注力するほか、ゼロ災害を目標に安全教育も継続していく。

 ■2017年を振り返って
 17年度上期(4-9月)は国内向けは堅調だったが、海外向けのブランケットが競争激化などの影響を受けて販売が伸び悩んだ。決算上は前年同期比増収増益を確保したが、当社の中期3カ年計画に対してはやや低調に推移したと言える。

 ■ロール部門
 印刷用ロールは前年同期並みの水準だったが、工業用ロールが増収増益と伸長し、部門全体では増収となった。印刷用では商業印刷向けはほぼ前年同期並みだったが、新聞向けは東京五輪開催等に向けた設備投資や取り換え需要の動きが活発化したことで増加した。

 工業用ロールは鉄鋼向けが拡販活動により増加したほか、フィルム向けも機械メーカーからの大口案件が入り業績を押し上げた。一方、堅調だった製紙向けは巻き替え需要が一巡したことで減少。製紙用では昨年に「カレンダー用樹脂ロール ZE-K」が紙パルプ技術協会から「第45回佐々木賞」を受賞した。当社にとって大変に名誉な受賞であり、これを追い風に今年は改めて業界に向けて訴求していく方針だ。

 ■ブランケット部門
 ブランケットは、国内向けは新聞印刷用を中心に堅調だったが、海外向けが総じて低調に推移し部門全体では減収となった。海外向けは一部アジア中近東地域で堅調だったものの、主要市場の中国、米国、欧州で低調だった。中国では現地における競争激化、米国では市況の停滞、欧州では在庫調整の影響などが主な要因となっている。

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