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【新年トップインタビュー】

東拓工業社長豊田耕三氏、「関東おやま工場を稼働させ軌道に乗せることが課題」

工業用品 2018-01-11


 ■物流費高騰の影響と対策
 物流費の高騰には苦慮している。物流業者からは、15%増、30%増という値上げ要請がきている。中には50%増を要求する業者もいる。今後、これ以上の値上げ要請がきたら、とても対応しかねる。物流費のコストアップは深刻だ。当社は全国各営業所に物流倉庫を併設している。物流費の高騰に対しては、こうした物流網を整備することで少しでもコスト上昇を抑えていくしかない。

 ■人手不足
 人手不足は、特に製造現場で深刻だ。人員が不足する中で、安定操業を維持するには、省人化・自動化が不可欠だ。当社としても、省人化・自動化への投資を強化している。

 ■18年の経営方針・課題
 18年の課題は関東おやま工場を稼働させ、順調に軌道に乗せるということに尽きる。関東おやま工場を稼働させることで、東京を中心としたインフラ補修需要や、東北地域の復興需要を積極的に取り込み、生産やデリバリー面で迅速に対応していきたい。

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