2025年11月1日付で変更
東拓工業、新社名「ナガセルータック」に
工業用品 New! 2025-07-07
フレキシブルホース・パイプなどを製造・販売する東拓工業(大阪府大阪市、中西俊博社長)は、11月1日付で社名を「ナガセルータック(Nagase RooTAC)」に変更する。なお、本社住所や電話番号、同社ブランドの「トータク」「TOTAKU」ならびに製品名、業務内容など、社名以外の変更はない。
今回の社名変更は、NAGASEグループのシナジーを高める施策の一環として実施するもの。新社名はNagase(ナガセ)、Root(ルート)、TAC(タック)の3つの言葉を掛け合わせた。Nagase(ナガセ)は東拓工業が長瀬産業を親会社とするNAGASEグループの一員であることを表す。Root(ルート)は、東拓工業が製造するパイプやホースは、人々に大切な物と想いを行き渡らせ、安定した豊かで当たり前の日常を根(Root)のように底から支えてきたこと、また、これからもホース、パイプ業界のルーツとなり続けるよう一歩ずつ着実に歩みを進めていくという想いを込めている。
角型TACレックスやTACパイプ、TACダクトなど製品名に受け継がれているTAC(タック)は、東拓工業の技術とものづくりのDNAを象徴している。また、Tact=機転を効かせ、Tactics=緻密な計画性と戦術で、Tack=風向きに合わせて柔軟に針路を切り替え前進する――という想いを重ねている。さらに、これらの言葉を合わせたRooTACには、未来に向けた「貢献」と「開拓」の精神を込めている。
中西俊博社長あいさつ/「NAGASEグループ製造部門として新たな成長ステージへ」
私達は1952年の創業以来、フレキシブルホース・パイプのリーディングカンパニーであり続けてきました。その根源には、創業より先人から引き継いだ当社の存在意義と価値観がありました。
素材研究から製造装置の設計に至るまで、全て自社で行う首尾一貫体制。常に開拓者精神を持って、現代のニーズに合った独自の製品づくりを支えてきた価値観。全ての部門、全ての社員の諦めない心、考え抜く力、実行する技から生まれる製品やサービスの使命は、「人と社会の『繋ぐ・守る・拓く』を支える」ことでした。
東拓工業は社名変更により、NAGASEグループの製造部門として、新たな成長ステージに向かってさらなる飛躍をはじめます。そして、これからも存在意義と価値観を大切にし、これまで多くのお客様の信頼とご期待によって築いてきた“トータク”、“TOTAKU”のかけがえのないブランドで、NAGASEグループのグローバルネットワークを活用し、人と社会の「繋ぐ・守る・拓く」を支えてまいります。
私達の新たなイノベーションストリームがはじまりました。これからも引き続き、“トータク”、“TOTAKU”とともに、新たな目標に向かって開拓をはじめた「ナガセルータック」をよろしくお願い申し上げます。