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今年1月から稼働を開始

東拓工業、関西りんくう工場に太陽光パネル設置

工業用品 2025-04-18

 樹脂ホースやパイプを製造・販売する東拓工業は、関西りんくう工場(大阪府泉南郡)に太陽光発電設備を導入、建屋屋根に太陽光パネルを設置し、今年1月から稼働を開始した。同社の工場(関東おやま、九州、沖縄)の中で同設備の導入は初めて。発電した電力を自社で消費することで、CO2削減に貢献している。

関西りんくう工場の太陽光パネル


 同社では、NAGASEグループが掲げるカーボンニュートラルプロジェクト活動の一環として、2023年度から全ての工場で購入する電力の100%を実質再生エネルギー由来に切り替えた。それにより、購入電力に由来する温室効果ガスの排出量はゼロとしている。

関西りんくう工場では、購入電力とコージェネレーション発電を併用している。分散型電源として地元の泉南郡田尻町と防災協定を結び、災害時のブラックアウト対策として地域貢献している。同社では、今回の太陽光発電も加えて運営することで、さらに環境にやさしい工場を目指していく。

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