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青海工場で、5月末から6月にかけて出荷へ

デンカ、アビガンの原料を5月16日から生産開始

新型コロナ 2020-05-13

 デンカは5月13日、新型コロナウイルス感染症の患者を対象とした抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」(一般名:ファビピラビル)の原料となるマロン酸ジエチルの生産を、5月16日から青海工場(新潟県糸魚川市)で開始すると発表した。

 同社は、新型コロナウイルス感染症への対策を社会的責務と捉え、生産設備の立ち上げ準備を最優先で進めてきた。「アビガン」の備蓄量200万人分拡大に向け、5月末から6月にかけて出荷を開始し、確実な原料供給を行っていく。

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