イノアックコーポレーションと日東電工は5月22日、Nittoが展開するEPDM発泡シール材「エプトシーラー」事業のうち、日本における独泡製品および連泡製品の汎用品番事業(対象事業)に関連する設備、技術ノウハウおよび商標に係る権利のイノアックへの譲渡を完了した。

 今後、対象事業に関わる顧客への供給に支障をきたさないよう、順次、設備および対象事業に関わる商流を段階的にイノアックへ移行し、2030年頃を目途に設備および商流の移管を完了させる。

 両社は、相互の戦略的パートナーシップのもと、対象事業のさらなる成長と発展を見据え、Nittoからイノアックに対して設備、技術ノウハウおよび商標の譲渡ならびに対象事業に係る商流の移管を実施することを決定。譲渡を通じて、Nittoが対象事業において培ってきた技術やノウハウをイノアックにおいて発展させることで、対象事業における安定供給とユーザーの価値の向上を目指していく。

 対象事業は、Nittoが有する、主に自動車や住宅などで使われるゴム系の発泡体で、防水・防音・防振・断熱などの機能を持ち、耐久性や柔軟性に優れている発泡体シール材「エプトシーラー」の製造・販売事業(エプト事業)のうち、日本における独泡製品および連泡製品の汎用品番事業に関連する設備、技術ノウハウおよび商標。なお、海外におけるエプト事業および連泡製品の特殊品番は対象事業に含まれていない。