リケンテクノスの2027年3月期第2四半期(2026年4~9月)業績は、売上高が725億900万円で前年同期比10.6%増、営業利益が86億8,800万円で同57.0%増、経常利益が86億6,300万円で同57.9%増、純利益が62億3,300万円で同80.1%増だった。

 セグメント別にみると、トランスポーテーション(自動車、鉄道、船舶市場など)は、売上高が232億4,900万円で同10.2%増、営業利益が29億900万円で同32.5%増。

 国内では、自動車生産の一時停止に伴う販売減少および中国向け輸出減少によりコンパウンドの販売が減少したものの、高騰した原材料の価格転嫁が進んだことにより増収。海外では、ASEAN拠点でのコンパウンドの販売が増加し増収となった。利益は、主に海外での販売増加により増益となった。

 デイリーライフ&ヘルスケア(医療、生活資材、食品包材市場など)は、売上高が199億5,400万円で同8.3%増、営業利益が29億7,400万円で同51.9%増。

 国内では、食品包装用ラップの販売増加と、コンパウンドの高騰した原材料の価格転嫁が進んだことにより増収。海外では、ASEAN拠点での医療向け塩ビコンパウンドの高騰した原材料の価格転嫁が進んだことにより増収となった。利益は、食品包装用ラップの販売増加とコンパウンドの国内外での価格の適正化により増益となった。

 エレクトロニクス(エネルギー、情報通信、IT機器市場など)は、売上高が149億3,700万円で同16.6%増、営業利益が18億6,300万円で同130.5%増。

 国内では、電線市場向けコンパウンドの販売増加と、高騰した原材料の価格転嫁が進んだことにより増収。海外では、タイおよび中国での塩ビコンパウンドの販売が増加し、増収となった。利益は、国内外での電線市場向けコンパウンドの販売増加により増益となった。

 ビルディング&コンストラクション(住宅、ビル、建築資材、土木市場など)は、売上高が143億6,200万円で同8.5%増、営業利益が9億1,200万円で同71.4%増。

 国内では、塩ビコンパウンドの販売増加と、コンパウンドおよび建材用フィルムの高騰した原材料の価格転嫁が進んだことにより増収。海外では、高騰した原材料の価格転嫁が進んだことにより増収となった。利益は、国内外でのコンパウンドおよび建材用フィルムの販売増加と、価格適正化により増益となった。

業績予想を上方修正

 同社は2027年3月期通期業績予想を上昇修正した。第2四半期において、販売価格の適正化および原価低減に努めたことで収益の改善が進んだことを反映し、通期業績予想についても前回予想を上回る見込み。

 ■2027年3月期通期業績予想
 ◇売上高=1,455億円(前回予想1,450億円、増減率0.3%増)◇営業利益=155億円(同145億円、同6.9%増)◇経常利益=154億円(同145億円、同6.2%増)◇純利益=100億円(同95億円、同5.3%増)