三ツ星ベルトの2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)業績は、売上高が252億100万円で前年同期比12.9%増、営業利益が32億8,900万円で同37.3%増、経常利益が37億9,900万円で同42.8%増、純利益が26億3,900万円で同27.8%増だった。

 セグメント別にみると、国内ベルト事業は、売上高が78億5,200万円で同7.3%増、営業利益が22億2,800万円で同19.7%増。

 自動車部品分野では、売上高が増加。電動ユニット(EPSなど)駆動用ベルトの販売が堅調に推移したため、前年同期を上回った。産業機械分野では、売上高が増加。農業機械向けの需要拡大に加え、半導体関連のロボットや射出成形機向けの需要が堅調に推移したことから、前年同期を上回った。

 海外ベルト事業は、売上高が145億1,600万円で同22.3%増、営業利益が21億8,500万円で同141.6%増。

 自動車部品分野では、売上高が増加。二輪車・多用途四輪車用変速ベルトの販売が各地域において好調に推移した。加えて、四輪車向け電動ユニット(EPSなど)駆動用ベルトや電動二輪車向け後輪駆動用ベルトなどの電動化対応製品の販売が堅調に推移した。産業機械分野では、売上高が増加。中国を含むアジア地域における産業機械向けタイミングベルトの販売が売り上げ増加に寄与した。加えて円安影響もあった。

 建設資材事業は、売上高が12億3,200万円で同24.0%減、営業損失が2,700万円(前年同期は9,500万円の利益)。

 建築分野向けでは、中東情勢の影響による資材不足に伴う工事遅延や施工現場における人手不足の影響を受け、売上高が減少。土木遮水分野向けでは、前年度に比べ大型の工事物件が少なかったことから、売上高が減少した。土木防水分野向けでは、浄水場関連の工事物件が寄与し、売上高が増加した。

 エンジニアリング ストラクチュラル フォーム、電子材料、仕入商品などを含むその他は、売上高が15億9,900万円で同5.8%増、営業利益が1億4,400万円で同76.0%増となった。

業績予想を上方修正

 同社は2027年3月期第2四半期業績予想および2027年3月期通期業績予想を上方修正した。第1四半期の業績は、海外での販売が好調であったことに加え、円安の進行による追い風を受けたほか、米国における関税還付金の受領といった一時的な増益要因もあり、当初計画を上回る水準で推移した。

 5月14日に公表した2027年3月期業績予想策定時の為替レート1USドル=150円に対して、足元の為替相場が想定を上回る円安水準で推移していることから、業績予想の前提となる為替レートを1USドル=155円に見直し、売上高および各利益の予想を修正する。

 ■2027年3月期第2四半期業績予想
 ◇売上高=500億円(前回予想480億円、増減率4.2%増)◇営業利益=56億円(同45億円、同24.4%増)◇経常利益=57億円(同40億円、同42.5%増)◇純利益=54億円(同42億円、同28.6%増)

 ■2027年3月期通期業績予想
 ◇売上高=970億円(前回予想950億円、増減率2.1%増)◇営業利益=99億円(同88億円、同12.5%増)◇経常利益=98億円(同87億円、同12.6%増)◇純利益=98億円(同90億円、同8.9%増)