2021年12月期業績
ニチリン 、全地域セグメントで業績回復
工業用品 2022-02-14
ニチリンの2021年12月期業績は、売上高が582億6,000万円で前期比13.1%増、営業利益が68億4,100万円で同58.7%増、経常利益が75億3,100万円で同69.1%増、純利益が47億8,100万円で同100.8%増だった。
セグメント別にみると、日本は売上高が305億4,500万円で前期比16.3%増、営業利益が18億7,300万円で同110.2%増。国内外向けともに半導体不足による影響を受けたが、コロナ禍による大幅生産縮小の影響を受けた前年と比べると改善し、大幅増収増益となった。
北米は売上高が95億8,700万円で同8.8%増、営業利益が3億4,600万円で同77.4%増。寒波による顧客の生産停止や半導体不足による顧客の減産の影響が拡大したが、コロナ禍の影響を大きく受けた前年と比べると改善し、増収大幅増益となった。
中国は売上高が119億9,500万円で同13.0%増、営業利益が19億500万円で同120.2%増。新エネルギー車市場の拡大などにより乗用車の販売は好調だったが、6月以降は半導体不足の長期化や深刻な電力不足により顧客の減産が顕著になった。しかし、顧客の大規模な生産停止が実施された前年に比べると業績は大幅に改善し、増収大幅増益となった。
アジアは売上高が170億2,600万円で同26.3%増、営業利益が30億9,200万円で同21.4%増。各国で新型コロナの感染拡大は続いているものの、域内における2輪車用ブレーキホースが堅調に推移。北米、欧州向け販売も回復傾向となった結果、大幅増収増益となった。
欧州は売上高が51億400万円で同5.2%増、営業損失が1,100万円(前期は3億2300万円の損失)。カーメーカーは半導体不足の影響による生産抑制を余儀なくされ、物流費の高騰などコスト高の影響を受けたが、新型コロナの影響を受けた前期比では販売は回復傾向となり増収。営業損失は、採算性向上や最適調達により赤字幅が減少した。
なお、2022年12月期業績は、売上高が609億円で同4.5%増、営業利益が70億円で同2.3%増、経常利益が72億円で同4.4%減、純利益が30億円で同37.3%減を計画している。
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