日本政策投資銀行の環境経営度の評価・格付制度
住友ゴム工業、「DBJ環境格付」で最高ランクを取得
タイヤ 2017-11-30
住友ゴム工業は11月30日、日本政策投資銀行(DBJ)による「DBJ環境格付」(企業の環境経営度の評価・格付制度)で最高ランクの格付を取得したと発表した。
「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評価、優れた企業を選定し、その評価に応じて融資条件を設定する制度。
住友ゴムグループは、重視する価値観・行動原則を定めた「住友ゴムWAY」を礎に、地球環境への取り組みを重要な経営課題の一つと位置づけ、CSRガイドライン「GENKI(Green:緑化、Ecology:事業活動の環境負荷低減、Next:次世代型技術・製品の開発、Kindness:人にやさしい諸施策、Integrity:ステークホルダーへの誠実さ)」に沿って、環境経営を実践しており、今回の格付では次の3点が特に高く評価された。
①精緻なデータ分析に基づく業務改善活動やコスト削減活動を推進し、全従業員を巻き込みながら生産プロセスの不断の改善を実施することで生産性向上と環境負荷低減を実現している点。
②高い技術力に裏打ちされた環境配慮商品の普及拡大に加え、CSRに配慮したサプライチェーン管理を推進し、長期ビジョンにおいても、環境対応技術・製品の開発を定めるなど、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させている点。
③従来から取り組んできた社会貢献活動「GENKI活動」を発展させてCSR活動の枠組みを整理し、早期から非財務情報開示の潮流を捉まえてマテリアリティ(CSR取り組みにおける重要課題)特定に取り組み、CSR側面の目標管理を実施している点。
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