商業組合側から13人、メーカー側から5人の計18人が出席
西部ゴム商組、ベルト商工懇談会開く
商社 New! 2026-07-08
西部工業用ゴム製品卸商業組合(糸井宏之理事長=千歳商事社長)は6月26日、中央電気倶楽部(大阪府大阪市)で「ベルト商工懇談会」を開催した。当日は、商業組合側から13人、メーカー側から5人の計18人が出席し、ベルト流通動態調査結果報告やベルトの生産状況および市況についての解説に加え、製品値上げの動向等について商工で意見交換が行われた。

ベルト商工懇談会

あいさつする糸井理事長
懇談会は加藤廣事業委員長(西部ゴム社長)の司会で進行。冒頭、糸井理事長があいさつし、ベルト商工懇談会と西部ゴム商組の歴史について説明した。それによると、昭和25年に旧西部ゴムベルト商業会が設立され、その後メーカーと商社の懇親会である二水会が設立された。その後、昭和30年に両組織が統合し、西部ゴムベルト商業会が設立された。さらにその2年後、西部ゴムホース商業会が設立され、両会が昭和48年に合併。西部工業用ゴム商業会となり、昭和54年に公益法人化し、現在の西部工業用ゴム製品卸商業組合となった。「このベルト部会は、ホース部会とともに、業界の発展を願い、諸先輩方が長きにわたり商工で意見交換を行ってきた75年の歴史ある組織だ。今回は第29回ベルト商工懇談会ということだが、これまでに、それ以上の多くの会合を重ねてきた。そうした歴史を背負いながら、今回も有意義な意見交換を行いたい」とあいさつした。
続いて、本田裕治ベルト副部会長(バンドー・I・C・S会長)が、ベルト流通動態調査の集計結果を報告した。それによると、売り上げに関しては、伝動も搬送も全体的に「横ばい」から「ほぼ順調」が多く安定していた。今後の予測に関しては、「横ばい」回答が最も多いが、次いで「5%程度の伸長」予想が増えており、回復傾向が見られた。価格予測に関しては、「やや乱れる」、「乱れる」回答が増えており、先行きの市場の乱れを懸念している。ベルト在庫の問題点に関しては、「端尺の停滞による在庫増」が取り上げられ、「樹脂ベルトの幅がJIS化されていないために、端尺在庫が発生するのではないか」との意見を踏まえ、樹脂ベルトの幅の規格化が提案された。
続いて、バンドー化学の飯塚誠産業資材事業部営業部搬送営業グループ長が、ベルトの生産・販売状況について説明。加えて、国内ベルト産業を取り巻く経済状況や需要業界の動向について解説した。
その後、吉村介秀ベルト部会長(三ツ星ベルト販賣社長)の進行で商業者とメーカーの懇談が行われ、商業者側から、「製品値上げの動向と、それに伴う駆け込み需要、値戻し」「海外コンベヤベルトメーカーの国内参入」「製品規格の統一」について質問があり、メーカーの回答と、それに対する意見交換が活発に行われた。
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