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新理事長に加藤進一氏

東京ゴム薬品商同業会、定期総会を開催

商社 New! 2026-02-17

 東京ゴム薬品商同業会は2月10日、令和8年度定期総会を東武ホテルレバント東京(東京都墨田区)で開催した。会員企業24社中23社から35人が出席した。

定期総会の様子


椎名理事長


 総会の冒頭、椎名孝雄理事長(双龍産業会長)があいさつし、「2025年は90周年記念史誌の発行や、当会初の試みとなった日本ゴム精練工業会(JPMA)との交流会実施など、例年と比べても実質的な活動ができた一年だった」と振り返った。一方で、「会員数が2社減少し、2026年は24社でのスタートとなる。引き続き、会員企業の皆さんには会員増強と活動充実への協力をお願いしたい」と呼びかけた。

 総会では、①令和7年度事業報告②同年度会計報告③同年度監査報告④令和8年度役員改選⑤同年度事業計画案⑥同年度予算案―について審議され、いずれも承認された。

加藤新理事長


 役員改選では、理事長に加藤進一氏(加藤産商社長)が新たに就任。椎名理事長は、副理事長に選任された。

 加藤新理事長は、「当会はゴム材料を扱う商社の集まりであり、メーカー団体とは異なる。材料需給を含めた安定供給の確保を重視する点が当会の特色だ。会員企業や社員同士の交流事業に加え、環境問題や採用難といった経営課題をテーマにした勉強会・見学会にも取り組んでいる。当会は設立92周年を迎えたが、100周年に向けて次の時代に即した活動を充実させていく」と述べた。

講演する秋元氏


 総会終了後には、パン・アキモト(栃木県那須塩原市)の秋元義彦会長による講演会が開催された。秋元会長は、「日本の食品ロスゼロ、世界の飢餓ゼロを目指して『奇跡のパンの缶詰』」をテーマに、阪神・淡路大震災をきっかけに開発した賞味期限5年のパンの缶詰を紹介。併せて、防災備蓄と食品ロス削減、社会貢献を結びつけた取り組み「救缶鳥(きゅうかんちょう)プロジェクト」にも触れた。同プロジェクトは、パンの缶詰を企業や一般家庭が4年間非常食として備蓄した後、賞味期限切れまで残り1年となったタイミングで回収・輸送し、被災地や飢餓に苦しむ地域へ無償提供するもの。それらの話を踏まえ、講演では、実現が難しそうにみえる取り組みであっても「少しでも可能性があれば、まずはやってみることが大切だ」という姿勢が示され、挑戦の重要性が語られた。

 ■新役員体制
 理事長・加藤進一(加藤産商)◇副理事長・椎名孝雄(双龍産業)◇同・小菅清行(小菅)◇同・宇佐努(協和商事)◇常任理事・白田一夫(ハクタ商会)◇同・大内茂正(大内斎茂商店)◇同・白石裕俊(白石カルシウム)◇理事・渡邉達志(サンケムテック)◇同・高垣充(丸尾カルシウム)◇同・古家学(日東粉化商事)

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