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合成ゴム販売は輸出が増加

東京材料17年3月期、経常利益4.6%増で7期連続の最高益

商社 2017-07-03

 東京材料の17年3月期業績は、売上高が871億7,200万円で前期比0.9%減、経常利益が19億4,000万円で同4.6%増、当期純利益が14億4,100万円で同6.2%増となった。経常利益段階では8期連続の増益、7期連続の最高益。

 同期は、顧客満足の追求・グループ連携の強化、高付加価値商材の発掘・拡販、在庫圧縮・業務改革等による質の向上と事業拡大および経費削減に積極的に取り組み、7期連続の最高益を確保した。

 合成ゴムや合成ラテックス、ゴム用薬品、カーボンブラックなどを扱う合成ゴム販売は、輸出販売の増加等により、売上高は563億円で同1%増となった。

 合成樹脂販売は、エンジニアリングプラスチックの販売が好調に推移したものの、光学フィルムの販売減少等により、売上高は247億円で同4%減。

 輸出・海外事業は、合成ゴムの輸出増加等により、輸出額は307億円となり同5億円増加した。また海外子会社は、全拠点合わせて堅調に推移した。

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