約40人が出席
東北ゴム商組、新春講演会と賀詞交換会を開催
商社 2025-02-18
東北工業用ゴム製品卸商業組合は1月31日、ANAホリデイ・イン仙台(宮城県仙台市)のノースピアビルで令和7年新春講演会・賀詞交換会を開催。当日は会員企業などから約40人が出席した。
新春講演会ではダンサーでライバー、占い師、そして八戸でショークラブを経営するなど多方面で活躍する蛭子結友さんを講師に招き、「<輝いていく>という覚悟と勇気~男の姿で生まれたからこそ思ふ事~を」テーマに1時間余りの講演があった。

蛭子結友さん
蛭子さんは、性同一性や性表現などが出生時に割り当てされた性別と一致しないトランスジェンダー。中学生時代は男らしさを演じていたが、安室奈美恵を見てダンスの魅力に取りつかれると同時に、性別と一致しないトランスジェンダーとしての自分らしさを隠さずダンスに集中。プロダンサーを目指すも、得られる収入では生活が苦しく多額の借金を抱えた。
それにより生活もすさみ、メンタル面も支障をきたしダンサーから離れることを決断。
DENSOで期間工として働き、その働きぶりが評価され正社員に登用された。新規立ち上げラインの責任者を務め、借金も完済。それを機に上京し、銀座で一流のダンサーが集まる有名なショーレストランにダンサーとして入店。最終的に座長まで登り詰めた体験談を語った。
蛭子さんは困難なことにぶつかるたびに、心地よい・惹かれる・しっくりくる・楽しい・腑に落ちる・ワクワクする・喜びを感じる―のそれぞれの頭文字の「こひしたう(ふ)わよ」をモットーに、自身が抱える違和感を手放す勇気を持つことで、自分自身と周囲の人達も幸せに導いてきたと結んだ。
講演会後は会場を移し、小田原宗弘副理事長(高進商事社長)司会のもと、安倍能典理事長(星和商事社長)があいさつに立ち「講演会は様々な分野の方々を招き、講演後も交流させていただいている。組合の活動も堅苦しいものだけではなく、楽しく参加していただける企画を立てて、今後も活動していきたい」とあいさつ。引き続き、来賓を代表して岡崎安晃十川ゴム東京支社支社長が乾杯の音頭を取り、賀詞交換会に入った。会食も和やかに進む中、森岡仁史森岡商会社長のあいさつで中締めとなり、散会となった。

安倍理事長

岡崎十川ゴム東京支店長
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