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金型取り外しなしで効率的に洗浄

福和ゴム商事、金型クリーニングゴムやリファイニングラバー拡販

商社 2022-04-18

 福和ゴム商事(東京都荒川区、山口悌雄社長)は、独自開発の金型クリーニングゴムの「HRG4910R」、リファイニングラバーの「HRG4920」および「同4930」に注力し拡販を図っている。

 金型クリーニングゴムの「HRG4910R」は、天然ゴムや合成ゴムなど全てのゴムに使用できる。同製品は、使用時に金型を取り外す必要がないため効率的にクリーニングが可能なほか、射出・圧縮・トランスファー成形など大半の成型用金型の洗浄に対応する、利便性の高い製品となっている。

 金型を取り外さずに使用が可能なのに加えて、金型温度を下げる必要もない。これにより、通常の製品生産工程中にクリーニングゴムコンパウンドを加硫することができる。このため、金型の冷却や昇温などの手間やエネルギーロスが一切なく、所要時間は5~10分程度の短時間で綺麗に洗浄できる。さらに、カラーコンパウンドにも使用できるようにコンパウンドは淡黄色となっている。

 「HRG4910R」の使用方法は、洗浄を必要とする加熱状態の金型に、所定量を充填し、加硫することで金型が洗浄できる。加硫条件は160~180度の温度で、所要時間は5~15分が一般的となっているほか、170度で10分前後が標準的な洗浄時間となっている。特に汚れが激しい金型の場合は、回数を重ねることが効果的と推奨されている。なお、洗浄成分が飛散してしまうため、使用時にエアー抜きは行わないように注意喚起がされている。

 リファイニングラバーの「HRG4920」および「同4930」は、金型内面に加硫焼き付けするタイプの離型剤コンパウンド。同製品を使用することで、金型内面に平均的に塗膜され、離型性や金型内流動性を向上させる効果を発揮する。これにより従来タイプの離型剤に比較し、付け過ぎによる金型汚染が少なく、また1回の離型剤コンパウンド焼き付けで10~20回の離型操作が可能。
 同製品の使用方法としては、金型内へ通常のゴムコンパウンド同様にチャージし、170度で5分前後加硫するという、簡単な使用方法で優れた離型効果を発揮する。

 「HRG4910R」および「同4930」は、RoHS2(特定有害物質使用制限)指令に適合しており、より一層安心して使用できる。
 なおこれら製品は、優れた洗浄効果発揮のために、成分にアンモニアを含有しており、使用時の臭気の解消をとの要望が寄せられていた。そのため同社では、洗浄効果に影響を及ぼさないことを前提に、アンモニア臭を低減する香料を配合した製品の開発を進めている。

 問い合わせは福和ゴム商事(東京都荒川区南千住3-12-2 電話03・3806・5811)まで。

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