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日本、日系企業にゴム用試験機販売

加藤産商、台・エクトロンテックと代理店契約

商社 2019-12-10

 加藤産商は11月1日、台湾のゴム用試験機メーカーであるエクトロンテックと代理店契約を締結した。今後、日本及び日系企業の海外生産拠点向けにエクトロンテック製のゴム用試験機を販売していく。

レオメーター/自動サンプル充填機付


オゾン試験機


 エクトロンテックは、約35年の歴史を持つゴム専業の総合試験機メーカー。日本での販売実績は決して多くないものの、世界的にはアルファテクノロジーズ、モンテックに次ぐシェアで、アジアではトップシェアを有している。加硫試験機、レオメーター、ムーニー粘度計、オゾン試験機、タイヤ性能試験機、引張試験機、カーボンブラック分散度測定器、フレクソメーター、低温弾性回復試験機、通気性試験機など、総合試験機メーカーらしく品揃えは豊富で、特にレオメーターやオゾン試験機は高いシェアを持つ。

 同社の試験機はコストの優位性が高く、試験機そのものの正確性、再現性といった性能は他社と遜色ない。試験機は英語、日本語、中国語、スペイン語、ベトナム語と幅広い言語に対応。また、自社で金属加工、ソフト開発を行っているため、顧客の要望に応じてカスタマイズできる点は強みの一つだ。

 台湾・彰化に工場があり、9割以上を輸出。台湾のほか、米国、中国、タイ、ベトナム、マレーシアなど多くの地域にサービス拠点を持つ。

 日系企業に対してはこれまで、状況に応じてその都度対応していたが、腰を据えた拡販には取り組めていなかった。そのため、日系企業への拡販に向けたパートナーとして、加藤産商と代理店契約を結んだ。

 一方の加藤産商は、ゴムに特化した幅広いセールスチャンネル、グローバルチャンネルを持つ。今回の代理店契約により、得意とするゴム原材料や工場設備などとのシナジー発揮を目指す。

 すでに試験機の校正人員を確保しており、メンテナンスについても対応を図る予定で、試験機の販売だけでなく技術サービスにも注力していく。また、将来的なビジョンとして「試験機の実物を日本で試すことができるよう、ショールームを持てるくらいの規模にしたい」(中村晋海外部長)考えだ。

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