東洋ゴム工業、第37回「新聞広告賞」を受賞

　東洋ゴム工業は9月8日、日本新聞協会が主催する第37回「新聞広告賞」で、同社が企画・制作したエリアプロモーション「MADE IN MIYAGI」が同賞の広告主部門を受賞したと発表した。

　受賞した「MADE IN MIYAGI」は、宮城県岩沼市にタイヤ製造の主力工場を構え、国内外に自動車用タイヤを提供していることを地元民に広く訴求する内容。同社のタイヤ工場が、県内の農水産物生産者と同じ県に根を下ろし、「ものづくりに情熱を注いでいる」という共通項があることにフォーカス。それぞれの現場作業の様子を似たアングルで捉え、生産者としての誇りを伝えるメッセージを盛り込んだもので、16年からシリーズ広告を展開した。

　新聞広告賞は、新聞協会が新聞広告の新しい可能性を開拓した広告や広告活動を顕彰し、新聞と広告の発展に資することを目的に設けられたもの。同賞は「広告主部門」と「新聞社企画部門」の2部門で構成され、「広告主部門」は、広告主が発信メッセージを企画立案し、新聞紙上で展開した広告およびその広告活動を対象に表彰、広告主企業に贈られる。

　なお、同プロモーションは、仙台広告協会と新聞社など8社で共催する「第47回仙台広告賞」の新聞部門で大賞を受賞している。