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17年12月期第2四半期

東洋ゴム工業、北米のタイヤ好調で増収

タイヤ 2017-08-22

説明する清水社長


 東洋ゴム工業が8月10日に発表した17年12月期第2四半期(1-6月)業績は、売上高が1,920億4,100万円で前年同期比3.0%増、営業利益が218億3,400万円で同16.7%減、経常利益が186億9,500万円で同10.7%減、四半期純利益が110億7,600万円で同414.7%増となった。「営業利益、経常利益は期初の想定以上に原材料高騰の影響を受け、前年同期を下回ったものの、数量増加や構成良化が寄与し、期初の予想を上回る実績となった。また免震ゴム改修工事費用に伴う特別損失の計上額が、前年同期に比べ減少したことに伴い、四半期純利益が大幅に改善した」(清水隆史社長)。

 営業利益段階の増減要因は、増益要因が販売要因で36億円、製造コストで20億円、減益要因が原材料で89億円、販管費で9億円、為替で2億円、差し引き44億円の減益となった。


 タイヤ事業は売上高が1,540億6,600万円で同3.6%増、営業利益が214億6,100万円で同11.9%減。北米市場の市販用タイヤは、同社が強みとする大口径ライトトラック用タイヤの販売が好調に推移し、販売量、売上高とも前年同期を上回った。また、国内市販用タイヤは、値上げに伴う駆け込み需要の影響もあり、販売量、売上高ともに上回った。新車用タイヤは海外市場は好調に推移したものの、国内市場は装着車種の販売が低調で、販売量、売上高とも前年同期を下回った。

 ダイバーテック事業は売上高が379億5,100万円で同0.6%増、営業利益が3億2,500万円で同77.2%減。防振ゴム、シートクッションは増収、輸送機器、産業・建築資材は伸長した。営業利益は原材料が影響し減益となった。

 通期業績予想を上方修正
 同社は17年12月期通期業績予想を修正した。北米市場を中心に、販売数量の拡大や生産品種構成の最適化、工場稼働率の向上などが堅調なことに加え、原材料価格や為替等の外部環境の前提変化を考慮した。下期のレートは1ドル110円、1ユーロ125円。

 ■通期業績予想
 売上高=4,000億円(前回予想3,950億円、増減率1.3%増)▽営業利益=500億円(同470億円、同6.4%増)▽経常利益=427億円(同415億円、同2.9%増)▽当期純利益=269億円(同250億円、同7.6%増)

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