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独自技術、冬タイヤの重要性を訴求

ブリヂストンがブリザックプロモーション発表会

タイヤ 2016-09-02

綾瀬はるかさんと「ブリザックVRX」

綾瀬はるかさんと「ブリザックVRX」


 ブリヂストンは8月29日、都内で冬タイヤ「BLIZZAK(ブリザック)」のプロモーション発表会を開催した。発表会にはブリヂストンタイヤジャパンの黒岩和重執行役員・消費財事業統括本部長らが出席したほか、ゲストとして新CMに出演する女優・綾瀬はるかさんや同社が協賛するアイスホッケー日本代表チームから女子代表(スマイルジャパン)3選手が出席。技術説明やトークセッションを通じて、「ブリザック」の性能やスタッドレスタイヤの重要性について訴求した。

 発表会は「綾瀬はるか教授の真夏の冬タイヤゼミ」と題して、講義形式(1-3限)で進行。冒頭、黒岩執行役員が「スタッドレスタイヤは降雪地区だけでなく、降雪の少ない都市圏でも約30%のドライバーが保有するなど必需品となっているが、当社としてもタイヤメーカーとして、冬タイヤの大切さを広く伝えていく。最近は氷上性能に加え、効きが持続することが重視される傾向があるが、ブリザックは独自技術・発泡ゴムの搭載でこれらの要求に応え、当社のスタッドレスタイヤ装着銘柄調査で、調査開始以来15年連続でナンバー1の評価を獲得している」とあいさつした。

 1限目にはブリヂストンタイヤジャパン・消費財マーケティング本部の渡部亮一氏により、“効きと持続”を実現する発泡ゴムについての技術的解説がなされた。発泡ゴムは、ゴムの中の無数の小さなミクロの穴が滑りの原因となる水の膜をスポンジのように除去。発泡ゴム内の空気は経年後も硬くならないので軟らかさが持続し、凍結路の小さな凹凸にもしっかりと接地しグリップ力を発揮する。またタイヤが磨り減っても、次々に新しい気泡が出てくるので、除水効果と軟らかさを保つことが可能。雪道以外の路面でも使用できる。

 講義では発泡ゴムを搭載した「ブリザックVRX」と未発砲ゴムのスタッドレスタイヤのブレーキング比較映像や、「ブリザックVRX」の新品と4年使用したものを比較した同映像などにより実証効果を紹介した。
 
 

トークセッションに綾瀬はるかさんも

 続く2限目には、スマイルジャパンから久保英恵選手ら3名が登壇し、トークセッションを行った。3選手はともに北海道出身で、日常的に冬路を運転する立場から、スタッドレスタイヤへの早めの履き替えについて訴求した。

 最後の3限目には、女優の綾瀬はるかさんが同社CMでお馴染みの教授に扮した白衣とメガネ姿で登壇。ブリヂストンタイヤジャパンでは、“冬こそ、性能で「ちゃんと買い」”をキャッチコピーとした「ブリザック」の新CMを9月1日から放送しており、トークセッションの中で、綾瀬さんは新CM撮影での印象やエピソードを披露。最後に同講習(発表会)の総括を求められ、「備えあれば憂いなしということで、早めに『ブリザック』に履き替えてください」とコメントした。

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