PAGE TOP

物流を足元から支えるコンセプトタイヤを展示・紹介

TOYO TIRE、「ジャパントラックショー2024」に出展

タイヤ 2024-05-14

 TOYO TIREは5月9日、「ジャパントラックショー2024」に出展。ブース内で様々なステージコンテンツを展開し、「物流2024年問題~タイヤにできること」と題したコンセプトタイヤ開発にまつわるトークセッションでは、ゲストに瀬野博之SenoPro Trucks代表取締役社長を迎えた。

TOYO TIREのブース


トークセッションの様子


 今回イベント内で展示された「低メンテナンス オールウェザータイヤ」は、少しでもタイヤのメンテナンスに要する時間を省けるコンセプトタイヤ。偏摩耗の発生を抑制するパターンデザインによりローテーション回数を減少させ、ロングライフを追求した。フジトランスポート協力のもと、実証実験を開始している。

コンセプトタイヤ「低メンテナンス オールウェザータイヤ」


 同タイヤ開発のきっかけは約5年前の瀬野氏らとの出会いだという。「“タイヤのメンテナンスを少なくしたい”という声から開発が始まった。タイヤのメンテナンスははき替えや空気圧のチェック・補充、パンクといったアクシデントなど、かなり大変で手間がかかる。この頻度を下げることができれば、人材不足の物流業界に貢献できるのではないかと考えた」(TOYO TIRE)。

 同タイヤについて瀬野社長も「例えば、企業によっては1台でタイヤ12本を使用するようなトラックを何十台、何百台と管理している。当然メンテナンスは大変で、この時間を短くできればほかの作業に割くことができる。同タイヤは自社でメンテナンスをしているところにとっては、特に良いと思う。性能も申し分ない」と期待を寄せている。

 TOYO TIREは今後も物流業界が抱える課題に寄り添い、足元からサポートしていく。

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物