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搭載した次世代オールシーズンタイヤを来秋発売

住友ゴム工業、革新的ゴム技術「アクティブトレッド」発表

会員限定 タイヤ 2023-10-27

アクティブトレッドを搭載した次世代オールシーズンタイヤを披露する山本社長


 住友ゴム工業は10月26日、あらゆる道にシンクロする革新的ゴム技術「アクティブトレッド」を発表した。水や温度といった外部環境にシンクロし、性質が変化する独自のゴム技術。同技術を初搭載した次世代オールシーズンタイヤは、2024年秋に発売する。

 10月26日~11月5日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれているジャパンモビリティショーの同社ブースで、山本悟社長が発表した。同技術を用いたタイヤは様々な天候に対し、タイヤを履き替えることなく安全・快適に運転することが可能となる。

 路面の水や温度といった外部環境にシンクロすることで、ゴムの軟らかさが変化する。水に触れたり、低温だと軟らかくなる点がポイントだ。軟らかくなることで、一般的に滑ると言われる濡れた路面、凍った路面にタイヤがしっかり密着し、グリップ性能が増す。路面が乾いたり、温度が上がれば、今度はそれら路面に合うよう硬さが戻る。

水に反応しゴムが軟らかくなる(奥)


 滑る原因となる水は従来、

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