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9月23~24日、イオンモール名取で

TOYO TIRE、ドライブシミュレーター活用した安全啓発活動を実施

タイヤ 2023-10-04

 TOYO TIREグループは9月23~24日の2日間、秋の全国交通安全運動期間に合わせ、同社仙台工場近隣のイオンモール名取(宮城県名取市)で、宮城県岩沼警察署と協働でドライブシミュレーターによるタイヤ安全啓発活動を行った(23日は岩沼警察署と共同開催)。

会場の様子


 TOYO TIREおよび国内販売子会社のトーヨータイヤジャパンは、2019 年からドライブシミュレーターを活用したタイヤ安全啓発活動を開始。シミュレーターは、独自にソフトのプログラムを開発し、タイヤの摩耗度による雨天時の制動距離の違いやハイドロプレーニング現象の発生、空気圧の違いによる操縦安定性の違いなどを疑似的に体験できるもの。

ドライブシミュレーター


 当日は展示されたパトカーや白バイが目を引き、家族連れをはじめ多くの人が会場を訪れ、2 日間で約180 人がドライブシミュレーターを体験。アンケートでは99%の人が「タイヤの安全に対する意識が高まった」と回答。また、「摩耗の程度によって、こんなに走りが変わるとは思わなかった」「普段何気なくタイヤを使っていたが、タイヤに意識を向けようと思った」といった声も寄せられた。

 また、宮城県岩沼警察署交通課長の光岡隆行警部もドライブシミュレーターを体験。「シミュレーターの疑似体験を通して、ドライバーには、クルマやタイヤに興味や関心を持ち、点検をしてほしい。定期的なタイヤ点検の重要性を警察としても市民に呼びかけていく」とコメントした。

 同社は、今後もドライブシミュレーターを用いたタイヤ安全啓発活動のほか、日本自動車タイヤ協会による安全啓発の周知協力、同社グループのメンテナンス作業員を対象とするトラックバスタイヤ作業コンテストを通じた技術の向上や研鑽、交通安全を啓発するクラシックカーイベントなどへの協賛を行っていく。

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