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あいおいニッセイ同和損害保険と開発

ブリヂストン、TPP導入企業を対象に自動車保険を約5%割引

タイヤ 2023-08-29

 ブリヂストングループのブリヂストンタイヤソリューションジャパンは、MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険と、ブリヂストンのトラック・バス向けのサブスクリプション型ソリューションサービス「トータルパッケージプラン(TPP)」を導入する企業を対象に、あいおいニッセイ同和損保の自動車保険(フリート契約)の保険料を約5%割り引く「タイヤメンテナンス特約」を開発し、9月1日から提供する。

 昨今、「SDGsを踏まえた経営」「物流の2024年問題」への対応など、輸送業界を取り巻く環境は大きく変化している。2024年4月の労働基準法改正では、交通事故防止とドライバーの労働条件の改善が求められ、ドライバーの時間外労働の上限規制が適用される。

 輸送事業者では、燃料費の高騰やドライバー不足といった厳しい経営環境に対し、車両運行時の安全性に加え、業務効率化やコスト削減といった対策を講じることが急務となる。

 あいおいニッセイ同和損保は、「事故のない安全・安心なクルマ社会」の実現に向け、他社に先駆けてテレマティクス自動車保険の開発に取り組むなど、安全・安心なモビリティ社会・街づくりの実現へ貢献すべく取り組みを進めている。

 ブリヂストンは、TPPを店舗ネットワーク「B-select」を通じて展開し、「環境負荷低減」「安全運行」「経費削減」「業務効率化」といった高度化する輸送業者様のニーズに対応し、輸送ビジネスを支えることで、社会価値・顧客価値を提供している。

 今般、あいおいニッセイ同和損保とブリヂストンは、両者が持つ知見・ノウハウを活かし、より多くの輸送業者様にTPPを利用してもらうために、タイヤメンテナンス特約を開発した。

 あいおいニッセイ同和損保は、ブリヂストンのTPPを導入しているユーザーに対してタイヤメンテナンス特約を案内し、保険料割引とともに事故低減プログラムを提供する。

 また、あいおいニッセイ同和損保は全国の代理店網を活用し、自動車保険の契約者にTPPの概要を紹介。契約者がTPPのサービスに関心がある場合にはブリヂストンがTPPを案内し、その後TPPを導入したユーザーに対して、タイヤメンテナンス特約による保険料割引を提供する。

 今後、ブリヂストンはTPPに加入している輸送事業者に対して安全運行・業務効率化・経費削減を実現し、あいおいニッセイ同和損保は、TPPの普及推進とあわせて独自の事故低減プログラムを提供することで、両社で、輸送事業者様のサステナブルな事業運営に貢献するとともに、課題解決・車両の安全・安心な運行の実現を目指す。

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