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センシングコア関連では他社と協業も

住友ゴム工業、アクティブトレッドなどの技術が進展

会員限定 タイヤ 2023-08-09

故障予知ビジネスではバイアダクト社と共同実証実験を開始


 住友ゴム工業が、アクティブトレッドやセンシングコアといった独自技術を進展している。

 アクティブトレッドは、天候や気温の変化による様々な路面状況に応じて、路面に接するトレッドが最適な性能にスイッチする、同社独自で特許出願中のゴム技術。路面のドライ、ウェットの変化では、濡れると柔らかくなる材料を用いウェット路面でのグリップ性能が向上、温度による変化では冷たいと柔らかくなる材料でアイス路面でのグリップ性能が向上する。

 今後主流となるEVでは航続距離のニーズが高く、低燃費に繋がる転がり抵抗の低減と雨天や氷雪時のグリップ性能の向上という相反する性能の両立が求められる。アクティブトレッドはそれら性能を両立できる技術として、

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