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ソリューション店舗ネットワーク「B-select」を活用

ブリヂストン、トラック・バス向けソリューションサービス「TPP」の拡充・強化へ

タイヤ 2023-07-26

 ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストンタイヤソリューションジャパンは、日本全国へ展開を拡大している店舗ネットワーク「B-select」を活用し高度化する輸送事業者のニーズに対応するためサブスクリプション型ソリューションサービス「トータルパッケージプラン(TPP)」のメニューを拡充・強化する。

 「TPP」はタイヤの売り切りではなく、タイヤの提案からメンテナンス・点検管理・予算管理などのタイヤマネジメント業務までをブリヂストンが担い、ユーザーの使用状況に合わせてタイヤを安全に、長く、上手く、効率的に使用してもらうことを可能にするソリューションサービス。「TPP」による価値提供の最大化を図るためリアルとデジタルを組み合わせたメニューの拡充を行う。

 すでに2021年からサービスを開始しているタイヤ空気圧を遠隔モニタリングする「Tirematics」に加え、今回新たに位置情報管理サービス「B-catcher」の提供を開始する。また、「TPP」を広く活用してもらうような従量課金プランも準備した。これらの拡充したメニューと従来からの、「リトレッドサービス」や安心・安全な運行を支える高品質な「タイヤメンテナンス」、「ブリヂストンサービスネットワーク(BSN)」を組み合わせることで、リアルとデジタルの両面からユーザーの足元を支えていく。

 昨今、「SDGsを踏まえた経営」「物流の2024年問題」への対応など、国内の輸送業界を取り巻く環境は大きく変化しており、従来の「安全運行」「経費削減」に加えて、「環境負荷低減」「業務効率化」のニーズが高まっている。

 ブリヂストンは「B-select」の国内展開を開始し、輸送業者のユーザー向けに2023年中に約400店、将来的には500店以上のネットワークへ拡大することを目指している。このネットワークを通じ現場で従来以上にユーザーに寄り添うことで困り事を理解し、より最適なソリューションの提案や高品質なサービスを全国で提供する。

 さらに「B-select」から提供する価値を最大化するため「断トツ商品」とリトレッドサービス、メンテナンスなどのメニューを組み合わせ、一括で契約してもらうサブスクリプション型のソリューションサービス「TPP」を拡充・強化していく。

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