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同大会初のオンラインライブ配信を導入

住友ゴム工業、DTS全国TBタイヤ作業コンテスト開催

タイヤ 2022-09-20

 住友ゴム工業は9月7日、兵庫県神戸市の神戸国際展示場(実技)およびアリストンホテル神戸(筆記)で「第12回DTS全国TBタイヤ作業コンテスト」を開催した。

 同コンテストは、①安全・確実・効率的な作業の徹底と作業の標準化を図る②作業従事者の安全確保と作業レベルの向上・モチベーションアップ③作業技術の伝承と浸透―を目的としたもの。

コンテストの様子


 12回目となる今回は、T3(同社TBタイヤ作業技術レベル)認定者かつエリア予選による選出(予選方法はエリアごとに異なる)によって、販売会社9人、DTS(ダンロップタイヤショップ)加盟店3人の12人が神戸に集結し、技術力・知識力・対応力などを競い合った。

 なお、今回のコンテストでは初の試みとなるオンラインライブ配信を導入。競技の模様をダンロップタイヤ販売会社や出場者の在籍するDTS加盟店にWebで配信した。

 河瀬二朗住友ゴム工業執行役員・タイヤ国内リプレイス営業本部長は、「コンテストを通して皆さんの作業スキルがさらに向上し、各エリアに持ち帰ることでさらなるレベルアップに繋がることを期待している。作業スキルも切磋し未来をひらくイノベーションを起こすことを皆さんと共に取り組んでいきたい。今後も作業従事者への技術向上と安心安全の環境整備に取り組んでいくので、販売会社も安全第一の作業を遂行してもらいたい」とメッセージを寄せた。

優勝した尾崎氏(中央)


 厳正な審査の結果、ダンロップタイヤ中部の尾崎敬介氏が優勝を手にした。尾崎氏は、「今年、T3検定に合格したなかで同コンテストに出場することが決まり、自分自身に自信を持つ良い機会だと考えた。DT中部の皆さんに結果で感謝の気持ちを伝えたいと思い、毎日練習に励んだ。優勝をきっかけに、これからは若手社員へTB作業の基本を伝え、作業力の底上げをしていきたい」と喜びを語った。

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