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「ADVAN V61」

横浜ゴム、SUBARU新型BEV「SOLTERRA」に新車装着

タイヤ 2022-06-03

 横浜ゴムは、SUBARUが 2022年央までに日本、米国、カナダ、欧州、中国などに導入を開始する新型BEV「SOLTERRA(ソルテラ)」の新車装着(OE)用タイヤとして、「ADVAN V61」の納入を開始した。

「ADVAN V61」


 今回装着された「ADVAN V61」は、安定した操作性と乗り心地に加え、耐摩耗性、耐ハイドロプレーニング性能を達成した上で、パターンによるノイズを抑えた高い静粛性と転がり抵抗の大幅な低減を両立させている。同タイヤの開発では、同社独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab」を活用し、特にEVに求められる高い静粛性目標達成に当たっては、「HAICoLab」を支える技術のひとつである進化計算(遺伝的アルゴリズム)により、最適なピッチ配列とした。現実データとシミュレーションによる仮想データを生成・収集し、AIで予測・分析・探索することで得た新たな知見が、同タイヤの技術開発の革新に活かされている。

「HAICoLab」の概念図


「SOLTERRA」は、EV専用プラットフォームe‐SUBARU GLOBAL PLATFORMを採用した初めてのSUBARU車で、SUVモデルのEVだ。同車の開発は、この新型プラットフォームだけでなく、商品企画、設計、性能評価などの多岐にわたってSUBARUとトヨタが共同で行っており、SUBARUが長年培ってきたAWD技術とトヨタの持つ優れた電動化技術を活用するなど、両社がそれぞれの強みを持ち寄ることで、EVならではの魅力を持つ新しいSUVづくりに取り組んでいる。

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