8月1日発売、氷上性能が大幅向上
住友ゴム工業、スタッドレス「WINTER MAXX SJ8+」
タイヤ 2021-07-06

WINTER MAXX SJ8+
住友ゴム工業は7月6日、SUV用スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX SJ8+」の新商品説明会をWeb開催した。
同製品は、市場での支持が高い「WINTER MAXX SJ8」のトレッドパターンはそのままに、同社史上最高の氷上性能を実現したスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX 03」で採用したコンパウンド「ナノ凹凸ゴム」と組み合わせることで、氷上性能を大幅に向上させた。従来品「WINTER MAXX SJ8」比で、氷上ブレーキ性能は14%、氷上コーナリング性能は11%向上。「通常、氷上性能を10%程度高めようとしたら、コンパウンドとトレッドパターンの両方で実現させるが、今回はコンパウンドのみで実現している。この点はこれまでのスタッドレスタイヤと異なる。ナノ凹凸ゴムの技術によって氷上性能を向上させており、その凄さを理解してもらえると思う」(タイヤ国内リプレイス営業本部技術サービス部廣江隼氏)。
ナノ凹凸ゴムを採用したことで、除水時間の短縮と氷に密着する時間の長さの向上を同時に実現した。凍結路で滑る原因となる氷上の薄い水膜を素早く除去することで、瞬時に密着へ移行、長い密着時間を確保する。除水スピードは従来品比で1.5~2倍速めた。また、柔軟性に富むナノ凹凸ゴムが氷の凹凸に追従。氷に触れる面積が向上することで、限られた接地面で高い密着力を発揮する。
他性能では、効果が持続する効き持ち性能を従来品比で15%程高めた。「ナノ凹凸ゴムを採用し従来品に比べコンパウンドの柔軟性が高いことで、硬くなるまでの期間が延び、性能が持続する」(同)。コンパウンドが柔らかくなったことで氷上性能が向上した一方、背反性能にあたるライフ性能については、従来品比で若干低下した。ただ、1シーズン5,000キロ×4シーズンの自社のロングライフ基準は満たしており、十分長持ちする。
サイズは従来品から16サイズ追加し、全54サイズ。価格はオープン価格で、8月1日から順次発売する。
同社はSUV用スタッドレスタイヤとして、「WINTER MAXX 03」と「WINTER MAXX SJ8+」の2つをラインアップする。「WINTER MAXX 03は都市型SUVに、WINTER MAXX SJ8+は舗装路に加え、山岳路も走行するクロスカントリー車両への装着をおススメする」(同)としている。
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