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独自のトレッドパターン技術が評価

TOYO TIRE、タイヤ3商品が2020年度グッドデザイン賞を受賞

タイヤ 2020-10-07

 TOYO TIREは10月2日、同社の乗用車用スタッドレスタイヤ「OBSERVE GIZ2」、オールシーズンタイヤ「CELSIUS」、トラック・バス用オールウェザータイヤ「M646」の3商品が、2020年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。

 グッドデザイン賞は、1957年に創設された、総合的なデザイン評価・推奨を行う日本で唯一のデザインアワード。同賞は有形無形を問わず、あらゆるモノや活動を対象とし、日本屈指のデザイナーや建築家などから構成される審査委員会によって選定された優れたデザインに贈られる。

 今回受賞した3商品はそれぞれジャンルが異なるが、いずれも路面と接するトレッド面に機能的な役割を発揮する要素を凝縮した、独特なパターンデザインを有している。この独自のパターンデザイン技術が使用環境やニーズの変化を的確に捉え、時代にマッチした製品開発を行う姿勢を具現化したものとして評価された。

「OBSERVE GIZ2」


「OBSERVE GIZ2」のトレッドパターン


 「OBSERVE GIZ2」はトレッドパターン内で機能を分担させる非対称パターンを採用し、アイス、シャーベット、ウェットといった刻々と変化する冬の路面へ対応するスタッドレスタイヤ。新コンパウンドの採用によりゴムの硬化を抑え、効き目が長持ちする。

「CELSIUS」


「CELSIUS」のトレッドパターン


 「CELSIUS」は非対称パターンを採用し、降雪路面においてしっかり走れるスノー性能とドライ・ウェット性能を最大限に発揮する。突然の積雪などにも対応でき、都市部などでは1年を通して使用することもできる。

「M646」


「M646」のトレッドパターン


 「M646」は、トラック・バスにおける使用環境の変化に伴うニーズをふまえて開発された。トレッド部の中心エリアに交互に配置した3列のブロックが空積時においても接地面積を確保し、積荷の状態変化に対応したトラクション性能と耐摩耗性能、ウェット駆動力を高次元で両立している。

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